『初めてのキスを成功させ、ずっと進まなかった関係を恋愛に進める方法』 レビュー評価
この記事の所要時間: 約 5分49秒
『初めてのキスを成功させ、ずっと進まなかった関係を恋愛に進める方法』
著者:出水聡
ジャンル:恋愛テクニック系
分量:動画ファイル約85分
■今回の購入理由
キス成功確率を上げる方法を知るため。
まず、思ったこと。
キスをするテクニックに的を絞ったというのが面白い。
販売元のKABUTO、そして出水聡氏お得意の
ニッチシリーズの醍醐味と言えるだろう。
「セックスはできるがキスは無理!」
そんな女も意外と多いくらい、キスと言うのは
女にとって特別であることが多い。
キス成功率と言うのは、テクニック云々ではなく
第一印象でかなり大部分決まってくる気もするのだが、
教材の中身をまずはじっくり拝見したいと思う。
黒瀬翔の一刀両断!
「う~ん、知りたかったのはキスに持ち込むあの手この手だったのだが・・・。」by黒瀬
ではさっそく、教材の中身を解剖していこう。
Masters’eye ~詳細レビュー~

動画が閲覧できる購入者用ページがこれ。
各章の動画はサイト内で閲覧するか、
ダウンロードして見る形となる。
■Pointと流れ(16分01秒)

まずは前段階の説明から。
キスの重要性やキャラ設定、
お互いの関係性、フィルターに関して。
やたら理論的に語られているが、
この辺りの説明ってそんなに必要だろうかとも思った。
いずれにせよ、他の大多数の男とは違った
行動を取ることで印象付けることが大事。
教材全体の流れについても言及されている。
■STEP1 殻を破る(24分00秒)

「情=●●●●●×回数」だと言っている。
これは、言い得て妙。
確かに●●●●●を与え続ければ、
感じさせ続ければ親密になりやすいだろう。
この章では、相手の隙を突いていじったりする
やり方について解説されている。
女性経験の浅い男性ほど相手との距離感が
よく分からず親しくなるのが苦手なので、
このマインドや行動は私も大事だと思う。
■STEP2 リセットする(10分29秒)

これは、敬語・丁寧語からタメ語に変えていく
ための具体的な流れに関して。
まあ確かに、敬語同士だったり相手から敬語を
使われていたらキス以前の問題と言える。
■STEP3 正しいキャラに(12分41秒)

硬すぎるキャラはNG。
「この人と話していて楽しい」と思わせる
ために取るべき行動に関して語られている。
●●●●リアクションや●●コミュニケーションが鍵。
確かにこれは、大事だね。
ナンパでも何でもそうだけど、会話の中で
相手女性をいい気分にさせることが重要。
■STEP4 距離を測る、フィルターをかける(10分59秒)

相手との距離の測り方。
いくつか紹介されているのだが、
「今度●●●しよう」と誘ってみるやり方は
なかなか個性的なアプローチ法だと思った。
これがベストかは疑問と言えるが・・・。
そもそも、相手との距離感をテストする必要が
あるのかも疑問ではあるが、計るには効果的かも。
■STEP5 キスをする(8分07秒)

いよいよ、メインテーマ。
まずは、やってはいけないNG行為に関して。
これは当たり前のことだね、
かなり熱弁はしてるけど・・・。
続いて、キスをする場所。
これは重要で、●●だけの場所でやることが
大事だと語る出水氏。
ただ、これも当たり前だね、小学生でも分かる。
キスをする前にこれはやっておけという内容も、
これは私がブログ等でも触れていることと同じ。
女の気持ちを高める意味合いもあるが、
これすらできなければキスは厳しいと言えるので、
テスト的な意味合いでこの行為をするといいだろう。
あとはアフターフォローのやり方、重要性に関して。
■最後に(2分46秒)

最後に、出水氏からのアドバイス。
では続いて、採点をしていきたい。
Masters’eye ~採点~
【再現性】★★★★★☆☆☆☆☆
ボディタッチ等からのキスのやり方等も知りたかった。
【独創性】★★★★★★☆☆☆☆
キスに絞ったテーマというのはいいと思う。
【価格妥当性】★★★★★★★★☆☆
価格は内容からすると考慮できる範囲かと。
【満足度】★★★★☆☆☆☆☆☆
やや表面的だったのがマイナス。
【総合評価】★★★★★☆☆☆☆☆
やはり、低価格帯教材の域を出られなかった印象も。
最後に、最終結論になる。
Masters’eye ~最終結論~
やや、甘い。
それがこの教材に関しての感想になってしまう。
毎度のこと、出水氏の恋愛教材は切り口・テーマが良く、
モテない男性が渇望していることが題材になっていると感じる。
キスひとつにしても、ある者にとっては憧れであったり、
夢の世界だったりするくらいなので。
ではなぜ甘いのかと言うと、確かにキスをする前段階の準備
であったり心理的距離の詰め方は論理的に解説されている。
だが、そこに特化し過ぎていて、肝心のキス関して、
唇を奪うテクニックに乏しいという印象なのだ。
例えば私は、水野愛也さんが提唱したバタンチュー理論
(玄関に入ったら行く手を塞いですぐにキスをする手法)のような、
好意レベルがそこまで高くない場合でも戦略的にキスに持っていく。
そんなやり方が知りたかった。
まずは間接キスからやるとか、何かの罰ゲームでやるとか、
個室居酒屋でキスする際の実際の流れや手順であるとか。
そういった要素が知りたかったのに、
実際に語られていたのはその前段階。
惚れさせるための、心理的弊害を除去し
距離を縮めるための方法だったのだ。
これはこれで悪くはないのだが、
「いや、そんなことは分かってるから
具体的なテクニックを教えてよ、出水さん」
という声は避けられないであろう。
実録音声もあるのだが、ちょっと消化不良と言うか。
教材自体が格安であるのはプラス評価できるが、
内容を掘り下げることよりも教材をとにかく作る
ことに特化されている気がしたのが残念。
同じ出水氏の教材としては、
ThreeQuestionsと比べると雲泥の差。
あちらの方法の方がキスへの近道と言えるだろう。
総合点としては、59点となる。
レビューは以上である。
