人を笑わせるコツとは?
人を笑わせたい場合、
ひとつだけ注意して欲しいことがある。
それは、無理にボケようとしないこと。
流れも何もないような状況で無理やりボケても、
無理が生じてスベってしまう場合は多い。
笑いとは何なのか、どうやって生まれるかと言うと、
一言で言えば“意外性”なのだ。
Aだろうな~とか、
Bって言われるだろうな~と思ったら違った。
そのギャップが面白いのである。
単純に、昔テレビのバラエティー番組で、
落とし穴を掘ってそこに落とすみたいなドッキリがあったが、
あれも意外性があり、人の失敗を見て優越感を感じるところが
笑いに繋がっていたのだ。
そして、先ほども言ったように流れが大事。
例えば、相手の服装をいじって笑いを取る場合。
黒瀬「その服いいね~、オシャレだね」
女「えっ本当?ありがとう^^」
黒瀬「どこの服だろうね~、あっ、分かった」
女「えっすごい、どこどこ?」
黒瀬「しまむらでしょ」
極めて単純なトークではあるが、笑いが取れる。
女は、LIMINEとか有名なブランド名を
言ってもらえると想像するから、落差があるのだ。
これをいきなり開口一番、
「あっ、その服いいね~しまむらでしょ」
とやってしまうと、相手が想像する時間もないまま
言葉を放ってしまうため、「は?」となってしまうのだ。
こうなると笑いを取るどころか、単なる嫌な奴に
なってしまいかねないので注意。
笑いを取る方法としては、この方法が最も手堅い。
どんな初心者でも実行ができるような
27の笑いの取り方が掲載されているからだ。
あなたももしかすると、
「笑いを取るなんてお笑い芸人じゃないから無理だろう」
と思っていたかも知れない。
確かに、漫才のようなボケをかますことは
かなり難しいことは間違いない。
だが、形式に沿ってボケることはそんなに難しくない。
地道に試していってみて欲しいと思う。