店員ゲットの帝王 レビュー
今回レビューするのはこちら。
『店員ゲットの帝王』
ジャンルとしては、ナンパ関連教材系。
著者が、自らをラブファイターと語る芳賀純一氏と、
田中邦弘氏による共作となる。
ページ数が51ページ。
最近の教材としては、かなり分量が少ないのではないか?
そう思ってよく見ると、2008年作と書いてあった。
これは、かなり以前の教材。
店員ナンパ自体は、私も過去に何度か実践したが、
ストリートナンパと比べるとライバルが少ないのが特徴。
話を無視されることもほぼないのだが、
常連でない場合はルックスに左右される部分が大きい。
それ故、数を打つことがストリートナンパ同様
大事になってくるのだが、そのあたりどう触れられているか。
店員ナンパの際は自分の連絡先を書いたメモや名刺を渡すのか、
手紙を渡すのか、あるいは店員女性から連絡先を聞くのか。
著者なりの攻略法というのが楽しみで、
ページ数が少ない分逆に期待は大きくなった。
それでは、先ほど教材を読み終えたので
しっかりとレビューをしておきたい。
購入可否の参考になれば幸いである。
【目次】
第一章 店員をゲットする王道理論
1.店員をゲットする根本的な流れ
2.狙った店員に●●●●●を与える
3.接触回数を増やす
4.遊びに誘う
5.まとめ
第二章 長期決戦型
1.コンビニ店員編
2.仲良くなる方法の基本
3.あなたという男を覚えさせる
4.「あなた=●●●●」と認識させる
5.そして、遊びに誘う
6.コンビニ店員編まとめ
第三章 短期決戦型
1.居酒屋店員編
2.仲良くなる方法の基本
3.まず、あなたという男を覚えさせる
4.「あなた=●●●●」と認識させる
5.そして、連絡先が書かれた紙を渡す
6..居酒屋店員編まとめ
LAST MESSAGE FROM HAGA & TANAKA50
Masters’eye ~詳細レビュー~

■第一章 店員をゲットする王道理論
●1.店員をゲットする根本的な流れ
しょっぱなというのもあるが、
至極当たり前のことが書いてある。
●2.狙った店員に●●●●●を与える
イケメンの場合はだと通用するやり方と、
そうでない場合にやるべき行動。
確かに著者の言う通り、自分がどんな人物であるか、
プラスイメージを相手に与えることが大事。
●3.●●●●を増やす
焦ってもいいことはない。
●●●●を増やせば成功するというものでもないが、
“得体のしれない人物”というのは脱却できるだろう。
まあ、これは心理学的な側面であり基礎の基礎ではある。
●4.遊びに誘う
誘えというアドバイスはいいのだが、
誘うまでのプロセスが全然明記されていない。
これはダメでしょう・・・(汗)
誘い方も具体性やバリエーションが全然ダメ。
●5.まとめ
ここまでのまとめ。
親近感があるといいと解説されているが、
これも、じゃあどんな人だと親近感が
あるのか明記されていないのが残念である。
■第二章 長期決戦型
●1.コンビニ店員編
コンビニ店員の時間帯による年齢層の変化など。
●2.仲良くなる方法の基本
他者と差別化を図ること。
●3.あなたという男を覚えさせる
差別化の図り方の具体例。
一瞬、「おっ、いいね」と思ったが
よく読んでみるとこれは使えないと思う。
例がキモすぎるのだ。
実践で使えそうな例を書いて欲しかった。
●4.「あなた=●●●●」と認識させる
親しみやすい人物と印象付けることは大事。
印象付けるためのポイントは書いてあるが、
こちらも残念ながら具体性の乏しい。
●5.そして、遊びに誘う
う~ん・・・。
●6.コンビニ店員編まとめ
コンビニならではの切り口、もっとあるでしょうに。
■第三章 短期決戦型
居酒屋や服屋のように、2回、3回と店に通うと
不自然だったり費用が重なってしまうので、
その場合は短期勝負せよとのこと。
●1.居酒屋店員編
一回勝負せよと書いてある。
●2.仲良くなる方法の基本
●●時間を増やせというアドバイスはいい。
この手のナンパをする際、どうしても一発勝負に
終始してしまいがちだと思うので。
一回勝負を仕掛ければいいが、
一発勝負ではいけない。
教材を読めばその意味が分かるだろう。
また、●●●●クエスチョンという有名なテクニックを
使えとあるのだが、これも具体的例が書いていない。
●3.まず、あなたという男を覚えさせる
ここは、なかなかいい具体例が書かれている。
特に、お薦めメニューを聞くのなんか使えそう。
●4.「あなた=イイヒト」と認識させる
基本的にこれまで書かれていたことのおさらい的な
内容が中心に書かれているが、とにかく接触頻度を増やすこと。
●5.そして、連絡先が書かれた紙を渡す
連絡先の渡し方やタイミングの解説。
●6.居酒屋店員編まとめ
まとめ。
●LAST MESSAGE FROM HAGA & TANAKA50
最後のまとめ。
続いて、最終結論になる。
Masters’eye ~最終結論~
「何かを言っているようで何も言っていない教材」、
そんな印象がしたのが正直なところ。
この人、実際は店員ナンパの経験ないんじゃない?
というのを失礼ながらに思ってしまった。
お世辞にも、教材の完成度は高いと言えないし、
ページ数は50ページとお世辞にも多いとは言えない。
もう5年も前の教材と言えど、この手抜き感は
何なのだろうと個人的に思ってしまった。
詳細レビューにも書かせてもらったが、
具体的記述に乏しすぎるのだ。
「じゃあ、具体的にどうやるの?」と気になる
先が書かれていないので、あまりに不親切。
例えば、具体的にどういった店舗での店員ナンパがいいとか、
手紙や名刺を使う際どのように書けばいいとか、
自然を装う会話の具体的例文があれば・・・
まだ救われたのだが、ないのだ。
また、コンビン店員編で書かれていた内容の
焼き直しのような内容で居酒屋も書かれていたのが残念。
これでは、店員ナンパの戦略が具体的にイメージしにくいだろう。
一度でも店員ナンパをやったことがある人だったら
まだ店員ナンパのイメージはつかめると思うのだが・・・。
間違いなく失敗買い物になってしまうので、
この教材の購入はお薦めできない。
というのが結論である。
では続いて、採点をしていきたい。
Masters’eye ~採点~
【再現性】★★★☆☆☆☆☆☆☆
これだけの情報量で再現を目指すのはなかなか難しい。
【独創性】★★☆☆☆☆☆☆☆☆
当時は店員ゲットノウハウ、珍しかったかも知れないが今では・・・。
【価格妥当性】★★☆☆☆☆☆☆☆☆
これは、高すぎるね。
【満足度】★★☆☆☆☆☆☆☆☆
腹2分目という表現をしておこうか。
【総合評価】★★☆☆☆☆☆☆☆☆
これは、スルーが賢明と思ってもらえれば。
レビューは以上である。
この教材は詐欺的・お粗末教材に認定をしたので、
残念ながら私からの販売は差し控えたいと思う。
